どうもミネです!
さて今回はみなさん知ってるようで知らない「ムートン」について書きたいと思います。
ムートンと言っても毛が長いものや、短いもの、カールしているものや、縮れ毛のものなどなど、色々な羊ちゃんを目にすると思います。
人間でも直毛の人や、天然パーマの人などなどいらっしゃるのと同じですね☆
そもそもムートンって何?って方もいらっしゃるかと思いますので、まずはムートンのご説明から致しましょう!!
辞書で「ムートン」と検索すると・・・
羊の毛皮
と、出てきます。
まさにその通り!!
説明する意味無くなっちゃいましたが、ムートンとは羊の毛皮のことなんです!!笑
これでムートンの説明を終わってはレザー・ムートン一筋45年やってきたプライドが許しません!
ムートンにも色々な種類がありまして、皆さんに今一番身近で目にするムートンと言えば、
大人気の「UGG」(アグ)のムートンブーツですよね☆
UGGのムートンブーツはオーストラリア産のムートンを使用していてこの羊ちゃんの特徴は、
毛は柔らかく、密度も高く、保温性が高い!
いいムートンですね☆
UGGの宣伝みたいになっていますが・・・
しかし!!!
このオーストラリア産のムートンは服をつくるには不向きなんです!
なぜなら、オーストラリアのこの羊ちゃんは革面が丈夫なので服にするにはちょっと硬い。
ムートンは毛の面と革の面のいわゆる、「ダブルフェース」というものです。
簡単にいうと、芝生を引っこ抜いた場面を想像してください。
芝生側が毛の面。
土側(根っこ側)が革の面。
どうですか?想像できましたでしょうか?
もひとつ例えいきましょう!
魚!
うろこ側が毛の面。
内臓側が革の面。
さかなクン!
髪の毛側が毛の面。
内臓側が・・・うっ・・・
ちょっとグロテスクになってしまいましたが、
要は毛の面と革の面は一体になってるんです!
なので保温性が高く、非常に暖かい!ことがムートン全般の特徴なんです!
じゃあなぜ、UGGブーツに使われているオーストラリア産のムートンが硬くて洋服にあまり向かないかというと、
魚でも大きくなればなるほど、うろこも硬く大きくなり、身もかたくなりますよね?
それにちょっと似ている部分がありまして、
オーストラリアの羊ちゃんは革の面よりも毛の面が良い羊ちゃんです。
みなさんのセーターなどにも使われている「ウール」。
このウールはまさに羊ちゃんの毛ですね!
このウールをたくさん取る為に大きくしたのか、もともと大きいのかはわかりませんが、
オーストラリアの羊ちゃんは大きいのです!
毛の質はいいのですが、革の面は丈夫で硬い。
これを洋服にすると非常に重たいものになってしまいますね・・・。
そこで!
9NINE LABEL では
毛の面も革の面もやわらかく、非常に軽い、スペイン産のムートン
を使っているわけでございます!!
スペイン産の羊ちゃんはざっくり言うとオーストラリアの羊ちゃんの半分ほどです。
小さい羊だから柔らかくてかるいってわけでもないのですが、
ムートン、レザーの世界ではスペイン産は最高級品の1つですね☆
服を作るうえで一番いいとされるスペイン産のムートンですが、
このスペイン産のムートンでUGGのブーツを作ったらどうなるの?とお思いのあなた!
作れないことはないと思いますが、クタッとした靴になっちゃいますね^^;
UGGのようにぴしっ!とした靴にはならないですね。
なぜならやわらかくて軽いから!です☆
そんな柔らかくて軽いムートン、今ならBARNEYS NEWYORK各店でお試しできます☆
是非お試しください^^
次回はムートンの種類についてもう少し深くお話しします☆
9NINE-9101 BE